あつのりん『結局また弊社で制作する事になりましたw』「大歓迎です」「シン・あーりんロボ 期待」「ももクロの“おもしろ”は敦規さん」

あつのりん『結局また弊社で制作する事になりましたw』「大歓迎です」「シン・あーりんロボ 期待」「ももクロの“おもしろ”は敦規さん」

 おはもも
今朝放送された『おはよう!ももクロChan』より番組が “再リニューアル” されることが放送内で発表されていましたが…10月頭に「今月から我々はテレ朝動画のももクロChanに専念することになりました」と報告していた “あつのりん” こと佐々木敦規さんから「結局また弊社で制作する事になりましたww。ここから新撮で動画ももクロChanの面白さを生かしながら動画ももクロChanとは違う新たな番組を作っていきます」と案内が出ています(^^)テレ朝動画『ももクロChan』とも違う内容が見れるようですので、どちらにも期待ですね(^_^)

10月から結局また弊社で制作する事になりましたww。ここから新撮で動画ももクロChanの面白さを生かしながら動画ももクロChanとは違う新たな番組を作っていきます。ももクロの新たな一面を悟志と引き出して行けたらと思います。動画ももクロChanと併せて宜しくお願いします。#ももクロChan#おはもも https://t.co/xCjU7tq5aU— 佐々木敦規 (@atsunorisasaki) December 5, 2024

おはようももクロChan改めおはももまずは固い絆のサトシと身内の土佐兄弟お兄ちゃんと出直しにピッタリな大道具倉庫からの上々の船出 来週以降が楽しみ #おはもも #おはようももクロChan— 海苔巻き煎餅 (@ma96daisuki) December 5, 2024

おはようももクロChanは、おはもも になったんですね— みっきい (@mikio31) December 5, 2024

正直な話ここ数回のおはようももクロChanは早朝にももクロがやらなくてもいいネタなんじゃないかと思ってしまって😓まともに観てませんでしたまた元通り、あつのりんが関わってくれること、大歓迎です🫡 https://t.co/7sfS1zNlkC— オムライズ-ノリゾォーネwaデコノフ (@NRZwaDCNF) December 5, 2024

「シン・あーりんロボ」期待🫡— はんChanだZ!@~「圧」の鼓動は愛~ (@han_chan_da_mcz) December 5, 2024

お帰りなさいwももクロちゃんの「おもしろ」を一番引き出せるのはやっぱり敦規さんだと思います。週ふたコマは大変だと思いますが楽しみにしてます^_^— けい@京都のにいさん_ピアノオト大阪両部 (@keiMomoclochan) December 5, 2024

本当に嬉しいです。期待しています。— あのおじいさん (@63Qo3iaOBDyTOih) December 5, 2024

なんか裏事情はよくわからんですけどこれからもChanとおはももを宜しくお願いします!— 海苔巻き煎餅 (@ma96daisuki) December 5, 2024

あつのりん今後とも宜しくお願いします!— Southside (@ctachicago) December 5, 2024
関連記事:【動画あり】何事にも100%の土佐兄弟のお兄ちゃんをももクロが深掘り…!?

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あつのりん 結局また弊社で制作する事になりましたw 大歓迎です

福山雅治さん、役所広司さん、広瀬すずさん、満島真之介さんにご登壇頂き、初日舞台挨拶を実施致しました。豪華キャスト陣が登場すると、満席の会場からは大きな拍手とともに大歓声が!福山さんが「福山雅治です。やっと日本の皆さんとこの映画についてお話しすることが出来る初日を迎えたことを嬉しく思います。」と挨拶をすると、会場からはましゃー!と大歓声が沸き起こり、それを受けた役所さんは「ましゃと同郷で長崎出身の役所広司です。たくさんのお客様にご来場いただき、とても嬉しいです。ありがとうございます。」と挨拶。続けて、広瀬さんが「広瀬すずです。初日から劇場に足を運んでくださり、ありがとうございます。3年ぶりに是枝組に参加できて幸せに思います。短い時間ですが楽しんでください。」、満島さんが「ひとりだけベネチアに行っていない満しましゃのすけです。(笑)。皆さん時差ボケですごく眠そうにしていらっしゃるので、僕も眠いふりをして参加します。今日は宜しくお願い致します。」とご挨拶。先日、ベネチア国際映画祭の公式会見やレッドカーペットに出席し、日本へ帰国したばかりの福山さんと役所さんと広瀬さん。早速、MCに海外の観客による本作への反応について問われると、福山さんは「エンドロールが始まる前から、すでに大きな拍手をいただいて、これは届いてるんだなと感じましたね。」と満足げに明かし、役所さんは「是枝監督作品ということで皆さん期待もされているなか、今回は今までの是枝監督作とは毛色が違う作品だったのですが、皆さん非常に集中して映画を観てくださっていて、この映画らしい素晴らしい反応だったと思いましたね」とコメント。 ベネチア国際映画祭では、コウジ!という歓声が巻き起こっていたようで、役所さんは「福山さんに今日はましゃじゃないね!って言ったんだよね(笑)」と明かし、福山さんも「日本はましゃでもベネチアではコウジだぞ!ってことですよね。僕は、はい、今日は世界のコウジさんでございます!と答えました(笑)」とコメント。映画のタイトルにある三度目にちなみ、一度、二度ならず、三度も何度もやってしまう失敗やクセについて問われると、福山さんは「僕はとにかくギターを買ってしまうんですよね。どうせ買うことは決まっているのですが、いつも自分で逡巡するんですよね。これは儀式みたいになっていて、自分でもなにやってんだと、しみったれた感じがいつも好きじゃないなと思っています(笑)」と明かし、役所さんは「舞台挨拶をすると、こうやって質問をたくさんいただいて、僕は事前に考えなくちゃなって思っているんですけど、実は考えてなくて決まらないんですね。(笑)だからいまだに何も決まっていないですね。これが僕のダメなところです。」と意外な一面を明かし、広瀬さんは「私は、ハマったお店は3日間連続とか行っちゃうんです。この前は、串揚げにドはまりしたんですけど、週3~4くらいでお母さんとか一人とかで通っていました。」とコメント。満島さんは「僕はひとつのことにしか集中できないので、ひとつをやっていると、またひとつ忘れるんです。それでいつもチャックが開いてるんですよ。この映画の撮影でも空いていました(笑)」と暴露し、そこへ福山さんが「それは深刻だね。もう今後の舞台挨拶はみんなチャックを気にしちゃうね」と突っ込み、またもや会場は笑いに包まれました。最後に、キャスト陣を代表して、役所さんが「この映画は二度目でもいろんな発見がある映画だと思います。そして、三度目観てやっと完成するんだと思います。ですので、みなさんもまた劇場に足を運んでください」、福山さんが「監督の新たなチャレンジの作品になっていると思います。そのチャレンジにスタッフ、キャストの我々も新しい部分を引き出されました。今回の映画はひとつの真実かと思いきや、いろんな謎散りばめられて、観客も翻弄される参加型の新しいエンターテインメントだと思います。僕も三度見て生まれた新たな解釈を皆さんと共有したいので、二度三度観てください!」と、万感胸に迫る思いで観客へメッセージを寄せ、万雷の拍手に包まれるなかイベントは幕を閉じました。「三度目の殺人」は全国の劇場で絶賛公開中です!

人気漫画家・浅野いにおによる同名コミックをアニメーション映画化した『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章』。その公開御礼舞台挨拶が4月4日に都内映画館で実施され、声優の入野自由と内山昂輝が登壇した。 今回は〈デデデデ男子部〉と題し、内山は青、入野は赤という前章・後章のポスターに合わせたカラーコーディネートでの登壇となった。 〈母艦〉の襲来により行方不明となったアイドルと同じ姿をしている謎の少年・大葉圭太を演じた入野。原作者・浅野氏の大ファンであり「アニメ化されると知った瞬間にマネジャーにオーディション情報を探してほしいとお願いしました。自分から行ってやる!という気概があった」と喜色満面。「浅野作品は緻密なので絵を動かすのは大変。中でも『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』は描き込みが多い。それをアニメ化した製作陣は凄い」と浅野原作初のアニメ化を手放しで絶賛していた。 サブカル好きな男子高校生・小比類巻健一役の内山。完成作を観て浅野原作初のアニメ化に感動したそうで、細やかな作画や登場人物の描写など、映画館の大きなスクリーンで鑑賞するのにピッタリの作品だと太鼓判を押していた。 また中川凰蘭ことおんたんを演じた声優初挑戦のあのについて入野は「おんたんを演じるには、個性の爆発が重要。その点、あのさんは個性が爆発している声と雰囲気を持っている。まさに唯一無二。おんたんの声を聴いたときに『あのちゃんだ!』と思うと同時に『これはおんたんだ!』と思った」といち原作ファンとして納得のキャスティングだと述べた。 それに続けて内山も、おんたんの特徴的なセリフであるはにゃにゃフワ~をイケボで披露しつつ、難しい役柄を見事演じきったあのに賞賛を送っていた。 大葉圭太を演じる上で入野は「高校生という年齢を意識してしまうと、自分の中の変なスイッチが入ってしまう気がしたので、そこは意識せずマイクの前で微調整した」と回想。アフレコ収録中には憧れの浅野氏に対面出来たそうで「ただのファンになった」と照れながらも嬉しそうだった。 一方、小比類巻健一役の内山は、キャラクターを演じるにあたり、闇落ちする設定を活かすためにギャップを意識したという。しかし闇落ちし過ぎたトーンで演じてしまい、監督から「闇落ちし過ぎ!」と指摘されたと明かして笑いを誘っていた。 また後章のキャッチフレーズ「君は僕の絶対だから」にちなんで、自身の「絶対」をフリップに書いて発表。内山が「ともだち」と書くと、すかさず入野から「え?ウソじゃん!それウソじゃん!書いている時、半笑いだったからね!」とツッコミが入るも、内山は「本当です!社会人としてビジネス生活を続ける中で、やっぱり友達だなと思う。利害関係のない人間関係ということです。そういう関係って年々大事だなと思うから」とクールボイスでしみじみと実感を込めていた。 一方、入野は「自分」と発表。「自分しか信じられない!」と冗談めかしつつ「何をやるにも結局は自分というところに収まる。結果を出さなければいけないのは自分。もちろん僕を応援してくれる人も大切だけれど、僕と一緒に作品を作ろう、仕事をしようと思ってもらうためには絶対に自分が自分でいなければいけないから」と真意を説明し「これは内山さんみたいにウソではありません」と仲良しならではのイジリで会場を盛り上げていた。 そんな2人が大活躍する期待の後章は、5月24日に全国公開。見どころを聞かれた入野は「後章はただじゃすまねえぞという感じがします。色々と隠し持っています!それしか言えない!とにかく凄いです!」と意味深にアピール。内山は、前章で散りばめられた伏線がすべて回収されると予告しつつ、原作未読の方を含め誰でも楽しめる作品であることをアピールしていた。

1月22日に和洋九段女子中学校高等学校の講堂で実施され、主演の山田涼介と共演の浜辺美波がサプライズ登場。「特別ホームルーム」と題して、生徒たちからの質問や悩みに答えていった。 総勢350人の女子生徒が集った講堂で、まずは本作の予告編を上映。その段階から生徒たちのボルテージはMAXで、山田や浜辺の姿はもちろんのこと、犬の姿がスクリーンに映っても大絶叫する熱狂ぶり。そんな大歓声に迎え入れながら、本物の山田浜辺が生徒たちの間の通路を通ってステージに登壇した。 「可愛い!」「カッコいい!」「大好き!」などの絶叫が響き渡り、中には涙を流す生徒まで。そんな会場を満面の笑みで見つめながら山田は「みなさん元気ですね~!」と若いパワーに嬉しそうで、浜辺も「みなさんの高い熱量に負けないようにたくさんお話が出来たら嬉しい」とこの日の交流を楽しみにしていた。 生徒からの質問に答えるコーナーでは「仕事と遊びのスイッチの切り替え方」を聞かれた。これに山田は「結局は何事もやるかやらないか。僕は俳優、アイドル、バラエティと色々なスイッチがあるけれど、現場に行ったら今日はこのモードだから絶対にやるんだと自分の中に落とし込む」と実感を込めてアドバイス。浜辺は「やることを自分で周りに宣言をして逃げ道をなくす。でも友達とご飯を食べたりするのがなくなるとストレスになる。沢山遊んでそれをやり切ったと思ったら、遊んだから頑張ろうと思えるはずだから沢山遊んで」と呼び掛けていた。 一方、自称「眠り魔人」という浜辺に「どのように睡魔と戦っているのか?」との質問が。これに「24歳なのにいまだに成長期かと思うくらい眠い」という浜辺は「18歳の時は本番中に眠るくらい眠くて眠くて仕方がなかった」と告白。そこから辿り着いたのが「カフェイン」だといい「コーヒーって凄い。集中力が上がる。今では毎朝カフェイン入りの栄養ドリンクを飲む。それを飲まないとぼんやりする」と明かした。生徒に向けては「そういった何かスイッチになるものを見つければ勝ち」とエールを送っていた。 2人の一挙手一投足に大きな歓声が上がった「特別ホームルーム」もあっと言う間に終了の時間に。山田は「皆さんの元気な声を聞いて僕自身も元気が出ました」とキラースマイルを放ちながら「夢は見るものではなくて叶えるものだという言葉がありますが、みなさんは自分の行動力一つで自分の夢が叶うかどうかが変わっていく時期だと思うので、夢を持っている方はそれを叶えるために今を大切に生きてほしいです。『サイレントラブ』は人の行動力で人間が変わることを感じることの出来る作品だと思うので、映画館に行って『サイレントラブ』を見てもらって私たちこの2人に会った!と言って広げてもらえたら嬉しい」とユーモアを交えながら、学生たちに呼び掛けていた。 最後までボルテージMAXの中イベントは大盛り上がりで終了した。

9月25日に映画『バッドガイズ』の日本公開を記念した学生向け試写会が都内で開催され、日本語吹替版声優陣から、ミスター・ウルフ役の尾上松也さんとタランチュラ役のファーストサマーウイカさんが登壇し、学生からのお悩みに答えました。 目標が定まらないという現役高校生からの悩みには、自身の経験を踏まえて尾上さんは「僕自身、歌舞伎という道があったから目標が定まっていたわけではなく、いつの間にか歌舞伎に没頭していた。色々なことを経験していく中で好きなものが見つかった。一つの目標を定めることが正解ではないので、色々なことをやるべき」とアドバイスしました。ウイカさんもこれまでの自身のキャリアを振り返り「好きなものを探すのもいいけれど、やりたいことがないときは、やりたくないこと以外をとりあえずやってみる。そうすれば選択肢は広がるから」と語りかけていました。 緊張しないでベストを尽くす秘訣については「緊張の対処法は事前準備。結局は緊張もするけれど、準備さえしていれば大丈夫。準備をしない僕が言うのもなんですが」と尾上さん。ウイカさんは「自分にスポットが当たるから緊張感が高まるのであって、自分の気をそらすために興味の対象を自分から離す。興味を自分ではなくてほかに持っていくとマイナスな緊張はなくなる。そして適度な緊張が残るとパフォーマンスも上がるはず」と具体的に指南していました。 最後にウイカさんは「人生に悩みはつきものだけれど、人生はいつだって変更可能です。考えすぎずに思うようにやってみてダメだったら修正すればいい。死なない限り修正はきくので、柔軟にチャレンジして」と学生たちに熱くエール。尾上さんも「悩みや壁がないと結局は面白くない。壁をクリアすることで色々な経験や人生の幅は広がっていく。悩みや苦しみを無駄にせず、そこから自分が何を学べるのかが一番大切です」と人生の先輩として若者たちに語りかけていました。

健康経営は優良法人認定からも年々右肩上がりに増え全国的な広がりを見せています。一方で、施策が先行し、取組みやその効果の実感を全社的に理解・浸透することが難しい結果、人事だけのテーマになりがちです。本講演では、本質を見失わない3つのポイントや結局自社は何をどのように優先度を定めて着手するべきか、ウェルビーイング経営や人的資本経営の違いなど、パネルディスカッションを軸に皆様の疑問・質問にお答えします。

5月13日(日)大阪のなんでもアリーナにて、『友罪』の特別試写会が開催され、主演の生田斗真さん、瑛太さんが舞台挨拶に登壇しました。 上映後の興奮冷めやらぬ300人を越える観客の前に二人が現れると、会場からは黄色い大歓声が!生田さんは「本日はお足元の悪い中、ありがとうございます。皆さんが映画を観ている間、大雨警報が出ていたみたいですよ。帰りも気をつけて帰って下さいね。」と生憎の天気になったことを気遣いながらご挨拶すると、瑛太さんは「この前の完成披露も雨だったので、生田斗真には気をつけた方がいいですよ(笑)」と生田さんへの雨男いじりの発言で会場から笑いを誘うと共に「素晴らしい作品が出来たと思っているのでお客さんに観てもらえて本当に嬉しい」と熱い気持ちが込もったご挨拶を。 和やかな雰囲気で始まったイベントですが、三度目の共演について質問が及ぶと、生田さんは「普段から瑛太のことを知っている分、関係性が築きやすかった。覚悟がいる作品だけど、二人だからこそ増田と鈴木が演じられたと思う」と、一方瑛太さんからは「斗真はパーフェクトな人間なので僕は捻くれたことをしたくなるんですが、どうやったら斗真の感情を揺すぶらせられるかを考えながら演じました」と二人の関係性が垣間見れる回答が。 「友罪」という映画タイトルに因み、お互いの罪だなと思う部分を問われると、生田さんは「瑛太は、どんなに朝が早くてもいつも現場にお洒落な格好をしてきてシャレオツ!罪だ!と思います」と一言。瑛太さんは「全体的に罪だなと思います。役者としての幅や説得力があって」とギャップのある真面目な回答が。これには生田さんも思わず「シャレオツとか言って、おれ瑛太のこと真面目に考えてないみたいじゃん!」と。会場からは再び笑いが起こっていました。 最後に生田さんから「映画をご覧になって賛否両論あると思いますが、皆さんに語り合って貰うきっかけになればいいなと思います」と、瑛太さんからは「人それぞれ感じ方が違うと思いますが、周りの方に問題作と広く伝えて貰えたら」と、映画公開に向けて期待が高まるご挨拶で舞台挨拶は締めくくりとなりました! 『友罪』は5月25日(金)公開です!

第74回ヴェネチア国際映画祭 コンペティション部門に『三度目の殺人』が正式出品されたことを受け、是枝裕和監督、福山雅治さん、役所広司さん、広瀬すずさんが現地入り。更に本作の音楽を手掛けるルドヴィコ・エイナウディ氏も加わり、公式記者会見&フォトコール・レッドカーペット・公式上映に参加いたしました!涼しく爽やかな風が吹く、美しい水の都イタリア・ヴェネチア。イタリアの有名ブランド、ドルチェガッバーナのスーツ姿で颯爽と登場した福山雅治さん。イタリアを代表するブランド、ジョルジオ・アルマーニのスーツで貫禄の登場の役所広司さん。同じくアルマーニのドレスとプラダの靴で大人っぽい装いの広瀬すずさん。同じくアルマーニのスーツの是枝裕和監督、そしてエイナウディ氏が記者会見会場に登場!会見場は報道陣で大盛況。そんな中、海外媒体の質問に応じました。「イタリア出身のエイナウディ氏を音楽に起用しようとしたきっかけは?」と問われると、是枝監督は「きっかけは海外の映画祭を回っていた時にたまたま飛行機に乗って聞いた曲が彼の曲で音を聞いていたらすごく風景が浮かんだんです。特に 水、火雪とか。その時は名前が読めなかったのですが、メモして日本に戻ってアルバムを買って、今回は脚本を書きながらずっと彼の曲を聞いていました。なので、サウンドトラックをお願いしたというよりかは、本の段階からこの音楽は絡まっています。すごく映画の中から生まれているような気がします。」と語りました。また、福山さんは「日本ではロックスターとしても有名な福山さんですが、今回も是枝監督から起用され、是枝作品の常連になりつつあると思います。どういった心構えで今回臨んだのでしょうか?」との質問に、「僕自身、是枝監督・是枝作品のファンなのです。僕も音楽をやっているときはシンガーソングライターというスタイルで、作詞、作曲、演奏、歌をやらせて頂いていますが、監督の映画作りの現場はすごく、手作り感があり原案、脚本、監督、編集をやられていて全ての工程を俳優として参加しながらその現場を一番近くで見られるというのは僕にとってこの上ない贅沢な経験です。贅沢な経験であると同時にすごく刺激を受ける現場です。是枝監督という一人の人間を通して、そして映画製作を通して監督がどういう目線でこの人間社会を、人間を見つめているのかというのを知る機会を与えていただいています。私にとって自分の活動、表現をフィードバックできる現場で、参加させていただくことにいつも感謝しています。」と熱い思いを述べていました!フォトコールでも、沢山のメディアが集まり、「是枝!」という歓声が上がり、今や世界中で注目を集める是枝監督の最新作であり、カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した『そして父になる』の福山さん是枝監督の再タッグである本作への注目度の高さが感じられました。レッドカーペットに登場した福山雅治さん、役所広司さん、広瀬すずさん、是枝裕和監督と、本作の音楽を担当したイタリア人音楽家ルドヴィコ・エイナウディ氏。キャストと監督を一目見ようと、大勢の観客とマスコミで溢れる中、広瀬さんにイタリア人女性から「カワイイー!」の声もあがるなど観客やメディアからの黄色い声が。大歓声に応え、手を振るほか、カーペット途中ではサインを求められ、心よくそれに応じる姿もみられました。その後の『三度目の殺人』公式上映では、キャパシティ約1030席が満席となる上映会場にて、是枝裕和監督が描く、緊迫感溢れるサスペンスに息をのむように引きこまれた様子の観客たち。上映終了後には、6分にも及ぶスタンディングオベーションが続き、福山さんらキャスト陣は手を振ってそれに応えていました。また、是枝監督はヴェネチア国際映画祭フェスティバルディレクターであるアルベルト・バルベーラと熱い握手を交わしていました。アート性の高い作品の受賞が多い特徴を持つヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門では『三度目の殺人』を含む計21本の中から最高賞「金獅子賞」を競い、現地時間9日(日本時間10日)の授賞式で受賞結果が発表されます。 是枝監督作品としては、第52回ヴェネチア国際映画祭にてデビュー作『幻の光』が金のオゼッラ賞を受賞。22年ぶり2度目の受賞に期待が集まります!

8月21日(水)『アイネクライネナハトムジーク』完成披露上映会を実施し、三浦春馬さん、多部未華子さん、原田泰造さん、貫地谷しほりさん、矢本悠馬さん、森絵梨佳さん、恒松祐里さん、萩原利久さん、そして今泉力哉監督という豪華キャスト・監督が登壇しました! 満員の会場で、この日のドレスコード・ブルーの衣装に身を包み登場したキャスト陣&監督は大歓声に迎えられながら舞台上に登壇! まずは、三浦さんが「この映画が撮影されたのが1年3ヶ月くらい前だと思うのですが、やっと皆さまにお届けできる日がやってきました。この映画、この秋にしっかりと温かい気持ちで帰っていただける作品です。日本中の皆さんに観て頂ければと思います!」と笑顔でご挨拶。次に、多部さんが「一汗、いや一足お先にこの映画を見ていただけるということで、私も嬉しく思っています。宜しくお願いします!」、続く原田さんが「みなさん、は~ら~だたいぞうです!(笑)この映画は、多部さんが一汗とおっしゃっていましたが、サウナに入って、水風呂に入って、外気浴で整うような素敵な映画になっています。(笑)みなさんこの映画をみて楽しんでいただければと思います。」と多部さんの一言に絡めてご挨拶。貫地谷さんが「この物語に出てくる人たちのエピソードを見て、あるんだろうなと思いながらも、なんてドラマチックなんだろうという気持ちになりました。今日は楽しんでいってください!」と、それぞれ一言ご挨拶のち、あたたかな雰囲気でイベントはスタート。 まず、3度目のカップル共演となる三浦さんと多部さんに話が振られると、三浦さんが「まるでオリンピックのような関係だよね、って多部さんもおっしゃっていましたが、多分20歳の時の舞台挨拶もこの会場でしたんですよね。運命ですね。その頃よりかは、ゆとりを持ってみなさんの前に立てているんじゃないかなって思います。そこまで緊張せず、映画の話できるかなって思います。」と感慨深げに話し、続けて多部さんが「今回の三浦さんとの共演、安心感はもちろんあって、今まで共演してきたことが無駄じゃなかったんだなって思う瞬間が撮影中にたくさんありました。また4年後にご一緒できたらなって思います。」とお互いの共演を笑顔で振り返りました。 続いて、本作のテーマ「出会い」にかけて、大切な出会いのエピソードを尋ねられると、原田さんが「多分毎日がそうなんだと思いますが、僕にとってはネプチューンだと思います。長い付き合いですが、出会った頃と変わらず潤ちゃんは賢いチンパンジー、健は野生の猿。変わらずここまで来ているので良い縁ですね。僕はふつうの優しいゴリラです。(笑)」と、会場の笑いを誘うと、貫地谷さんが「今のチーフマネージャーにスカウトされてこの世界に入っていったので、ありがたい出会いだったなと思います。」と今の仕事にも繋がるエピソードを明かしてくれました。 また、今回高校生の子を持つ父親役を演じた矢本さんに今回の役柄について尋ねると、「そこですよね。そうなんですよ。役者としてデビューして、高校生役が多くて、世間の方も僕がまだ高校生だと思っていらっしゃる方もいると思います。そこでまずは体重を増やしました。当時撮影しているときは結婚もしていないし、子供もいなかったんで、結婚とか家族って楽しそうだなっていう発想になって、実際に自分も結婚したと思います。(笑)良い影響を得た作品になりました。」と話し、会場を沸かせた。 仙台出身の森さんはオール仙台ロケでの撮影に関して「馴染みのある景色だったり、仙台の人ならみんな知っている場所が出てきたりするんですけど、仙台出身として誇りに思いました。仙台が舞台の作品に出会えて感謝しました。」と振り返った。 10年の時を経て繋がっていく本作にかけて、10年後の自分はどうなっていたいか尋ねられると、恒松さんは「今舞台をやっていて、共演のみなさんの腹筋とか筋トレがすごいので、この作品では4日間連続でずんだ餅を食べていたんですが(笑)、筋トレとかして、素敵な体でいたいなって思います。」と。萩原さんが「10年前の自分と比べると、身長以外何も変わっていないと感じるので、30歳でもいい意味で何も変わっていないようになれたら嬉しいなって思います。学生役が今多いので、会社員とかやってみたいです。パソコンできないけど、新入社員からやってみたいです。」と話すと、三浦さんや原田さんら先輩男性陣が、「僕もできないけど(会社員役)やっているよ」と萩原さんを優しくフォローしていました。 また今回登壇したキャストとは初めてのタッグということに関して尋ねられた今泉監督は「今回みなさん初めましてで、群像劇っていうのが、とても面白かったです。実はこの登壇しているキャストでも今日初めて会っている人がいて、これも一つの出会いで、今日も出会いの場だったんだなって思いました。」と感慨深く語っていました。 最後に代表して三浦さんから、「本日は本当にありがとうございます。奇跡とか運命って誰かが誰かを思いやって、その行動から奇跡や運命につながって行くんじゃないかなって思います。そういうエッセンスがたくさん詰まった映画になっています。ご自身の日常生活にこんな思いやりがあふれていたんだ、あの時の思いやりから成り立っていたんだって、きっかけをくれる映画になっています。今の日常生活を今以上に誇りに思っていただける映画です。ぜひ楽しんでください。」と話し、大盛況のままイベントは幕を閉じました! 『アイネクライネナハトムジーク』は9月20日全国公開です!

1月21日(月)『サムライマラソン』完成披露イベントを実施し、六本木ヒルズアリーナに設置された特設ステージとレッドカーペットに、佐藤健さん、小松菜奈さん、森山未來さん、染谷将太さん、青木崇高さん、木幡竜さん、小関裕太さん、竹中直人さん、バーナード・ローズ監督という豪華キャスト・監督が集結しました! 迫力の和太鼓のパフォーマンスに乗ってキャストと監督が登場すると、会場からは割れんばかりの大歓声が!トークセッションでは、イギリス人のバーナード監督とのタッグについて、主演の佐藤さんが心境を告白。表向きは平凡な侍だが、実は幕府のスパイである唐沢甚内を演じた佐藤さんは、「海外の方と仕事をしたいという気持ちがあって、このチャンスは逃したくないと飛び込みました。でも衝撃の現場で。まさかこんなことになるとは」とニヤリ。それもそのはず、バーナード監督は現場でのパッションを最優先する演出を採用しており、佐藤さんは「まずは台本を気にするなと。セリフも言いたくなければ言うな、というスタンスで、だから僕はあまり喋りませんでした。役としてセリフを言いたくなかったので。動きで見せるように頑張りました」と、役としての立ち振る舞いを明かしました。 絵描きになる夢を持ち、藩を抜け出そうとするじゃじゃ馬姫の雪姫を演じた小松さんは、撮影の1か月前から殺陣のトレーニングを行うも、撮影現場ではバーナード監督の洗礼を受けたといい、「あんなに練習したのに現場でバッサリとカット。シンプルなシーンになって良かったけれどでもショックでした」と舞台裏を告白。すると佐藤さんは「めちゃくちゃ練習していたよね?」と小松さんの努力を労う一方で、「でもそれは段取りだから!監督が望んでいるのはホンモノだから!」とバーナード監督のリアル志向を笑いに転化すると、バーナード監督も「実際は刀を抜いたらダンスをするのではなく、直接敵に斬りつけて終わりでしょう?」とリアリティ重視を強調し、佐藤さんは「その通りです!」と即答して会場を笑わせました。ステージでのトークセッション後は、キャスト・監督がレッドカーペットを歩き、大盛況のうちにイベントは終了しました! その後はTOHOシネマズ 六本木で、本作の完成披露試写会を実施。上映前の舞台挨拶では、タイトルにも出てくる「マラソン」シーンの過酷さがキャスト陣から語られ、そんなやり取りをにこやかに眺めていたバーナード監督は「皆さんそれぞれ役者としてスタイルが違うし、演じる役も違うけれど、最強のキャストに恵まれました。素晴らしいアンサンブルが生まれており、本当に皆さんの演技に感服」と手放しで絶賛。最後に佐藤さんは「これまで様々な現場で経験してきた常識が一切通じない、何もかもが初めての挑戦でした。天候も関係なくどんどん撮影するので、繋がりが不安だったけれど、完成した作品を観るとまったく気にならず。今まで自分たちがしてきた『天気待ち』の時間は何だったのかと」とカルチャーショックを告白しつつ「新しい事に対してもがきながらも、いつも以上に役と向き合ってみんなで力を合わせて生み出したという感のある作品。新時代の時代劇として楽しんでほしい」と公開に向けてアピールしました。 『サムライマラソン』は来月2月22日(金)全国公開です!

◆日程:10月22日(木)◆場所:六本木ヒルズアリーナ ◆登壇者:笑福亭鶴瓶、木村文乃、ジャック・クルーゾ監督いよいよ本日より開幕となった第28回東京国際映画祭。六本木ヒルズアリーナで行われたオープニングイベントには、多くの映画ファンとマスコミが詰め掛け、 華やかな衣装に身を包んだ豪華なゲストたちがレッドカーペット上を歩き歓声を浴びました。特別招待作品としての上映が決定している本作からは、日本語ナレーターを務める笑福亭鶴瓶さん、木村文乃さん、来日中のジャック・クルーゾ監督が登場!鶴瓶さんは、黒のタキシードにストライプベスト、赤の蝶ネクタイという鶴瓶さんらしい畏まりすぎないスタイル、木村さんは、DAVID FIELDENの白のシフォンのロングドレスにプラダの靴、サバースのアクセサリーに 身を包みレッドカーペットを歩き会場を魅了しました。会場からは、「鶴瓶さん~!」「文乃さん~!」と大歓声を浴び、サインを求められると、鶴瓶さんと木村さんは、そのひとつひとつに丁寧に応えました。また、クルーゾ監督に『オーシャンズ』のパンフレットを差し出し サインを求めるファンの姿をみられるなど盛り上がりをみせました。■クルーゾ監督への質問Q:どうやって撮影しているのだろうと思うくらい、動物たちと近く接している映画でしたが、このことについて監督にお伺いしたいです。クルーゾ監督:映画の中では70程の動物たちが登場しますが、大小様々な動物によって、カメラの機材も変わってきます。ウマだったりオオカミだったり速い動物たちはなかなか撮影するのが難しいのですが、リスなどの小さい動物も実はまた小さい上にすばやい動きをするので、撮影するのにとても根気がいりました。■木村さんへの質問Q:今回は役者としては別の意味でレッドカーペットに参加してみていかがでしたが?木村さん:とても緊張しましたけれど、鶴瓶さんのお隣にいることでだいぶリラックスすることができました。Q:映像はご覧になっていかがでしたか?木村さん:とても素敵ですね。動物に対する愛がすごく詰まっているなと思ったことと、本日監督にお話を伺って、監督自身が動物に対してすごく愛情を持ってらっしゃるからこそ、あの至近距離での撮影だったり、動物が動物たる姿をみれたのだと感じました。これからナレーションするにあたって、気持ちが引き締まりました。■鶴瓶さんへの質問Q:人間にも動物にも愛される鶴瓶さんですが、映画の声での出演はいかがですか?鶴瓶さん:いや~ほんまこの声でいいのかどうかですよね。それだけが心配です。タクシー乗っても声だけでわかられるんですよ!ちょっと監督に僕でいいのかを聞きたいです。クルーゾ監督:もちろん問題ない!もうお二人で完璧です!鶴瓶さん:監督のお墨付きをいただけて光栄です!精一杯やらせていただきます!映画は素晴らしいですね!こんなことよう撮れたなというシーンがたくさんあります!監督とお会いして、これからナレーションをするにあたり、さらなる意欲が湧きました!レッドカーペットの最後に設置された壇上では、クルーゾ監督がフランス語でコメントすると、鶴瓶さんが「2万年の歴史を4年間で撮ったので、ぜひ、見てくださいと監督が言ってます!」と通訳の代理を務め、会場の笑いを誘い、それに対し、木村さんは「私もう言うことないじゃないですか(笑)」と突っ込むなど二人の相性はバッチリな様子。木村さんは続けて「愛に溢れた作品です。動物たちの表情から伝わってくると思います。可愛がるだけじゃなくて、愛することが大事なんだと、感じてもらえたらと思います。」とコメントを寄せました。

2023年5月18日 作品がうまれた経緯について・是枝監督お集まり頂きありがとうございます。昨晩のプレミア上映を終えまして、今スタッフと上映を噛み締めているところです。この作品に僕が参加したのは2018年の12月です。プロデューサーの川村元気さん、山田兼司さん、脚本家の坂元裕二さんが映画の開発をスタートさせていて、プロットが出来た段階で僕にお声がけをいただきました。その段階で完成形の三部構成というものは出来上がっていて、非常にチャレンジをしているプロットだなと感じました。実際にはそこに存在しない「怪物」というものを人が見てしまう、そういうプロセスを、観客を巻き込みながら進めていくストーリーテリングがとても面白くて、読んですぐに参加させて頂く決断をしました。 今回のテーマを選ぶにあたり、個人的きっかけがあったのか、普遍的な問題があると考えたのか・坂元裕二さんきっかけとしては、私が以前経験したことが一つあります。私が車を運転している時に起きたことです。赤信号で前のトラックが止まっていたので私も止まったんですね。その後、信号が青に変わったのに、前のトラックが動こうとしない。しばらく待っても前のトラックが動かないものですから、軽くプップッとクラクションを鳴らしたんです。それでも動かないので、どうしたんだろうと思っていると、そのトラックがやがて動き出して、立ち去ると横断歩道に車椅子の方がいらっしゃいました。私にはトラックで、車椅子の方が見えなかったのですが、私はクラクションを鳴らしてしまった。そのことをずっと後悔していて、私たちには生きている上で見えていないものがある、それを理解していく上ではどうすればいいのか、そんなことを物語にしたいと常々思っていました。 坂元さんとどのように脚本を作りあげていったのか。・是枝監督これまでに三度ほど、公式の場で対談をさせて頂いていて、その都度私の方から、自分の映画で自分で脚本を書かないなら、坂元さんにお願いしたいというラブコールはずっと送っていました。アウトプットした作品に関していうと、僕は主には映画をつくっていましたし、坂元さんはテレビのドラマを作られているので、違うフィールドのように見えたかもしれませんが、同時代に生きながら、ネグレクトの問題であったり、犯罪の加害者家族の問題だったり、疑似家族のモチーフだったり、時代とともに彼が注視しているトピックというものと、僕が自分の中で引っかかっていて題材として映画にしていたものというのは、時期は多少ずれるのですが、凄くリンクしていました。なので、同じ時代の空気を吸っている方だという認識がありました。そのずれながら発表していた作品が、今回、川村さんたちのおかげで一緒にこういう形でコラボレーションが成立した。僕たちだけでは多分成立しないので、そうやって繋げてくれる人がいたということに感謝しています。実は、川村さんから電話をいただいた時点で、私は読む前にこの仕事は受けようと思っていました。それほど、自分には書けない物語、描けない人間を丁寧に丁寧に紡いでいかれる脚本家だと思っていたので。自分が描いてきた映画の細部のディテールをどういう風にきちんと彼のストーリーテリングの中で活かしていくかということ。そのことだけを考えて現場に臨みました。非常に楽しいコラボレーションでした。 撮影はどのようにアプローチしたのか?・是枝監督撮影に関していうと、『万引き家族』でもご一緒した近藤龍人さんに入って頂いて、僕が何かを言うというよりも近藤さんの設計図が見事で、三部構成をどう描き分けるのか、三部に至った時に子供たちにどうカメラが寄り添うのか、そこから物語もカメラも大きく動き出すということが、僕が現場で見ていても非常に見事に展開されていました。本当に今回はおんぶに抱っこで、彼の素晴らしい撮影のおかげだと思っています。子供たちに関しては、通常は選んだ子供たちの個性に則って役を演じてもらうことが多いのですが、今回二人の少年たちが抱えている内的な葛藤も含めて、なかなか本人の個性をそのままというわけにも行かないと思っていました。オーディションで二人を選んで、実は(台本あり、なしの)どちらも試してみたんですけど、二人とも「台本があったほうがいい」と即答だったので、であるならば自分の存在の外側に、きちんと二人の少年の役作りというものをやってみようと思って、本読みをしたり、稽古をしたり、2人で遊んでもらったり、そういう時間を撮影の前になるべく長くとって、後は撮影現場ではサクラさん、瑛太さんがいてくれたので、僕は安心して任せていました。とても素晴らしい芝居というか、存在感を見せてくれたと思います。 安藤サクラさんは、『万引き家族』に続いての是枝さんとのタッグですね。・安藤サクラさん監督から『万引き家族』からそんなに時間も経たないうちにお声掛け頂けると思っていなかったので、お話を頂いた時はすごく嬉しかったです。ただ、もう一度監督の元に戻るには自分には早いのではないかという不安も抱えていました。でもその間にコロナ禍などもあり、少しゆとりを持って監督の現場に入ることになりました。監督は、そこにいる全てのスタッフ・キャストを尊重し、みんなが同じ目線で意見を交わし合い、作品に関わっていくことを心から楽しみながら、志を持って、ストレスなくいられる現場を作ってくださいます。だからこそ本番中は研ぎ澄まされた集中力で、新しいものが生まれていきますし、その監督の現場にそんなに時間を空けることなく戻れたことで、より一層監督が作る撮影現場、作品の現場の、改めて信頼関係に気付かされました。それが監督の特別な環境だなと思います。私は二度目だからこそ、うまく言えない!(笑)でも楽しかったです! 公式上映を観ていかがでしたか?撮影を振り返っていかがですか?・黒川想矢さん昨日映画をもう一度観て思ったことがあるんですが、何も考えてなかったなと思っていて、ちょっとショックだったけど、改めて(作品を)観て、そういうことがあるんだなと(いうことが感じられて)面白かったです。現場では皆が本当に優しくて、撮影している時はなんだか一つの家族みたいな感じで、とても楽しかったです。・柊木陽太さん作品を見てすごく自分の役に集中して演じることができていたなと思いました。自然な感じで撮影に取り組むことができたのは監督のおかげかなと思います。撮影は凄く楽しくて、みなさんと一緒に頑張れたのがよかったです。ありがとうございます。 日本ではLGBTQ(など性的少数者)を扱った映画は少ないのでは?・是枝監督そうですね。確かにそんなに多く今までは作られてこなかったのかなと思います。だだ、この作品をどういうふうに捉えるのかも含めて、僕もプロットを読んだ時に、この少年たちが抱える感情というものを、ある種の紋切り型に捉えていくのではなく、成長過程に起きる、誰もが感じるであろう内的な葛藤、自分の中に自分でも捉えきれない、言葉にしにくい感情を抱えてしまったときの少年たちの話であると僕自身は捉えました。制作のプロセスで、そういった問題を抱えた子供たちのケアをされている専門家の方に相談して、レクチャーをしていただいたり、そのようなアプローチをプロデューサー陣と相談しながら出来る限りした上で撮影には挑みましたが、そのことに特化した作品というふうには自分では捉えていませんでした。誰の心の中にも芽生えるであろう、それが時には他人に暴力的に向いてしまう、もしくは自分の中で自分自身を食い潰してしまうような、そういう存在と出会ったときに、どういうふうにそれを乗り越えていこうとするのか、そういう物語だと捉えました。 二人の男の子が互いを好きになることについて・黒川想矢さん男の子が好きとか、好きになることができるとか、そういうのは多分違って、例えばりんごが好きだったら、「あ、そうなんだ」となる。「男の子が好き」っていうことは、僕はまだ聞いたことはないのですが、実際湊を演じてみて依里のことを本当に好きになれたし、どんな状況でもりんごが好きなように男の子も好きになれるんじゃないでしょうか。・柊木陽太さん男の子が好き、という言葉がない。男の子が好きでもおかしくないし、自然なことだと捉えることできたらいいかなと思います。・是枝監督難しい質問に答えてくれてありがとうございました。 音に関して。・是枝監督音楽室の音に関しては、僕よりも坂元裕二さんが答えた方が良いと思いますが、一つだけ言うと、作品を編集したものを坂本龍一さんに送って観ていただいた時に「音楽室が素晴らしい。音が3回鳴るのが素晴らしいので、自分の音楽がこれを邪魔しないようにしたい」と言っていただきました。あの音楽室のシーンに描かれる音のあり方が本を読んだ時にも、作品を見た時にも、非常に理想的な形で映画の中で音が響くという瞬間だったと自分でも捉えています。その素晴らしいシーンを書いたのは、隣にいる坂元さんです。・坂元裕二さん私は脚本家なのですが、常に言葉というものに疑いを持ちながら物語を紡いでいます。この物語の冒頭から、常に人と人は対話をしながら、そこに誤解が生まれ、争いが生まれ、分断が生まれています。しかし、同時に言葉には、愛情を伝える力がある。その矛盾した存在である言葉と、私たちはどのように付き合っていけばいいのか。その一つの表れとして、言葉ではなく、あそこで一つの音として、3者の中に届いた。そこに言葉では繋がり得なかった彼らが何かを感じたのではないか、そんな思いを描きたかったんです。 永山さんは脚本に対してどのようなアプローチを行いましたか?・永山瑛太さん初めまして、永山瑛太です。気を遣って質問をしていただいてありがとうございます。(会場笑い)ストーリーの中で台本上は時間軸が跳んでいくので、シナリオとは別で、自分のシナリオをノートに書いて、一貫性を持って演じただけでした。現場でどういう見え方になるのかというのは是枝監督にもちろんお任せして、僕自身は保利という役をシンプルに受け止め、子供たちだったり、学校、先生に対する憤りを感じた安藤サクラさん演じる母親のお芝居をひとつひとつ、頭で思考していくことよりも、肌で感じていくことを大事にして現場に挑みました。 永山さんは、どのように役作りしたか?脚本を読んでのこの映画への解釈は?・永山瑛太さん自分も子供がいまして、一緒に生活していても、毎日子供たちは成長して、違った言葉や動きをしています。それを、僕は父親として受け止めていきたいという気持ちで家庭の中にいるのですが、それと同じ感覚で、今回は教師役ということで、特に想矢くん、陽太くんを受け入れるときに、僕としては突き放すという意味ではなく、ほうっておくというか、放任するといいますか、それでもやっぱりすべての生徒に対して、意識を持って、全員に同じ愛情を注ぐことはできないなと今回改めて感じたんですけど、それでもやっぱりみんなのことは毎日撮影中に気になりました。今から映画を観てくださる方もこのタイトルの「怪物」、そして日本でも「怪物、だれだ?」という予告が流れていて、周りの人からもどんな映画なの?と聞かれるのですが、僕の中でもいまだにわからない、現場中も結局誰が怪物だったのか、それは自分の内側に潜んでいるものなのか、外側にあるものなのか、一人一人観ていただく方の正解があると思いますし、僕はいろんな観た方の意見を聞いて、とてもそういった意味で捉え方の余白というか、自由な捉え方をしていい素晴らしい映画なんだなというのを改めて感じています。 作品から「生まれ変わる」というテーマも感じましたが・是枝監督二人の少年の中で繰り返されているのは、自分が生まれてきたこと――特に湊くんは「なんで生まれてきたのか」っていう投げかけを最後にしますけれど――それをちゃんと肯定できないが故に、生まれ変わって別のものになりたい。それは二人がする「怪物だーれだ」のゲームが非常に象徴的に表していると思います。それと同時にこの物語が、世界がある断絶だったり、不寛容に満ちてしまった時に世界が生まれ変われるのか?ということを、この少年たちが問うているのではないかと思いました。であるが故にある種のカタストロフィーを期待してしまう、そのことによって自分が生まれ変わるのではないかということをどこかで信じたいと思う気持ちがあるのが、脚本を読んでいても、二人の芝居を見ていても、とても切なく切実なものとして感じました。二人が役ではなく、本当に世界の成り立ちや生まれ変わりを信じているのかどうかは話し合ったことはありませんが、湊と依里にとってはそれが一つの救いだったのではないかと思っていますし、最終的にそれを二人が選択しなかった、そうではない未来に辿り着いた、そういう物語になれば良いなと思い演出しました。 是枝監督の前作『ベイビー・ブローカー』も主人公がクリーニング屋さん、その前の『万引き家族』も安藤サクラさんの役がクリーニング屋さん。今回は坂元さんが書かれた脚本にも関わらず、また安藤さんはクリーニング屋さんで働いている。これは何かのメタファーか?偶然なのか?・坂元裕二さん前世で一緒にクリーニング屋さんで働いていたのかもしれません(笑)。自分でも理由がみつからないのですが、僕はクリーニング屋さんが好きで、憧れを持っています。とてもテクニックのいる仕事で、アイロンをかけてシワを伸ばす姿、あの様子に「美しいな」といつも思っています。・是枝監督僕も好きなんですよね(笑)今、なかなか「職業」がまとう匂いとか色っていうものがどんどん消えていっている中で、クリーニング屋さんの仕事って、「水」の蒸気の音や、「火」ではないですが、「熱」があるじゃないですか。今回の物語は、「火事」にはじまって、「湖」があって、「台風」がきて。ということを考えると、その両方をはらんだ場所としての「クリーニング屋さん」というのがある。これは保利先生が飼っている「金魚」もそうなのですが、「水」がどういう風に物語に点在しているか、というのは、多分坂元さんも意識して書かれていたんだろうな、と自分では捉えながら演出しました。シンプルに言っちゃうと、好きですね、クリーニング屋。同じ理由だけど(笑) 坂元さんは是枝監督と初タッグですが、監督のことをどんな風に思っていましたか?・坂元裕二さん私は30年ほど前に観光でカンヌ映画祭に来たことがあります。そのときに、いつかこういった場で作品を発表することができたらどんなに幸せだろうと思いながら、あっという間に30年が経ちました。その間、是枝監督が数々の作品をカンヌ国際映画祭で発表しているのをみながら、憧れと少しのヤキモチをもって見上げていました。自分になくて是枝監督にあるものは、強い社会的な責任感だったり、他者に対する思い遣りであったり。この3日間一緒にカンヌにいるだけでも常に感じるんです。私にはそれが少し足りない。それをこの映画に少し足しました。それが今回ご一緒した利点、長所かなと思います。

映画の公開を記念して、佐藤健さん、小松菜奈さん、森山未來さん、染谷将太さん、青木崇高さん、小関裕太さん、竹中直人さん、そしてバーナード・ローズ監督が登壇し、舞台挨拶を実施しました。 本編鑑賞後の観客の大歓声に迎えられ、キャスト陣&監督がご登壇。主演の佐藤さんは公開を迎えた気持ちを問われると、「僕が経験した現場の中で最もスリリングでした!」と振り返ると共に「動きや台詞さえも決めぬまま本番に突入し、役者が自分の役を本当に理解していないと成り立たないような環境の中で、やらせてもらいました。そんな監督の無茶ぶりをとことん楽しめる役者たちの中で芝居が出来たことを嬉しく思います」と笑顔を見せた。続いて小松さんは、「走ったり馬に乗ったり殺陣をしたり、めまぐるしい日々でした。監督がとてもパワフルで、私たちもその勢いに乗って日々戦いながら演技していた姿が、映画に美しく残っているので、映画館で楽しんでいただけたら嬉しいです」と公開の手ごたえを感じている様子。 メガホンをとったバーナード監督は、「時代劇を作るのはクレイジーで奇妙な、自分の夢でもありました。素晴らしいキャストにも恵まれ、日本で映画を作ると言う最高の体現ができて本当に感謝しています」と感慨深げにコメントしました。 続いて本作の役作りに話が移り、森山さんが本作で乗馬に初挑戦したことが話題に。青木さんいわく「僕らの中では森山ケンタウロスと呼んでいます(笑)」というほど見事な乗馬シーンを絶賛されており、森山さんはその秘訣を問われると「やっぱり腰つき、体幹ですね」とコメント。 俊足の足軽・上杉役を演じた染谷さんは、劇中で「一着になって名誉を得るか、八百長に乗って家族に楽をさせるか」の選択を迫られますが、自身ならどちらを選択するか問われると「僕自身は一着になることは絶対ないですね!」と断言し、会場は大爆笑。俊足に見せるためにナンバ走りで早く走ることはとても難しく、毎日現場でも走りこんでいたそう。 トークの後半には、キャスト陣が「平成最後にやってみたいこと」を発表し、小松さんは「山登りです。ちょっと精神を鍛えようかなと。平成が終わるまでに、2回山登りをしたいと思います!」と堂々宣言。青木さんから「何メートル級?」と問われると、「2000メートル級ですかねえ」とさらっと答えた小松さんに、佐藤さんから「山なめんなよ!(笑)」と、するどい突っ込みが入ると会場は笑いの渦に包まれていました。佐藤さんは、やりたいことは信じられないぐらいやりきっていると語りながらも、「オーロラを見たことがないから見てみたい」という願望を明かしました。トークの後半には、キャスト陣が「平成最後にやってみたいこと」を発表し、小松さんは「山登りです。ちょっと精神を鍛えようかなと。平成が終わるまでに、2回山登りをしたいと思います!」と堂々宣言。青木さんから「何メートル級?」と問われると、「2000メートル級ですかねえ」とさらっと答えた小松さんに、佐藤さんから「山なめんなよ!(笑)」と、するどい突っ込みが入ると会場は笑いの渦に包まれていました。佐藤さんは、やりたいことは信じられないぐらいやりきっていると語りながらも、「オーロラを見たことがないから見てみたい」という願望を明かしました。 日本での公開を皮切りに、世界各国での公開もスタートするにあたり、主演の佐藤さんは、海外の観客に向けて「和の心」を見てほしいと断言。バーナード監督は、時代劇の先入観をすべてとっぱらって、「役者から出てくるエモーションを撮りたいから、自由にやってほしい」とキャスト陣にリクエストがしていたという。佐藤さんはそれを受け、「自由に演じてと言われても、ここに立っているすべてのキャストの中に和の心があって、昔ながらの所作や着物の着こなし、日本語ならではの美しさなど、醸し出されるものがあると思っていて。この映画を観て、そういう日本人ならではの美しさを感じてもらえたら、それは僕たちの中から出てきたものです」と、作品への思いを熱く語り、舞台挨拶は幕を閉じました! 『サムライマラソン』は全国で絶賛上映中です!

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