【日向坂46】全国の自治体から『ひなたフェス』経済効果への問い合わせが殺到！！！

そして再びライブへ。清水理央の「四期生と声出して、サンマリンスタジアム、揺らせるかー！」というアオリで、疾走感あふれる四期生曲「見たことない魔物」を歌唱。さらに、小西夏菜実の「皆さんの声もっと聞きたいです！ 叫べますかー！」という声をきっかけに、グループを代表するアゲ曲「キツネ」をパフォーマンス。続けて現行の最新シングル「君はハニーデュー」へ。センターの正源司陽子を中心に、日向坂46らしい元気と明るさが詰まったパフォーマンスを見せ、会場を最高潮に盛り上げた。

ひなたサンマリンスタジアム宮崎での「ひなたフェス2024」の開催が近づいてきた。今日、2024年8月17日には、日向坂46が宮崎県「みやざき大使」に就任したことがニュースにもなっていた。 4月の「5回目のひな誕祭」で開催を発表してからというもの、日向坂46の“宮崎シフト”はびっくりするほどで、「日向坂ちゃんねる」での九州一円でのキャンペーンや、「ひなたフェス開催決定記念」と銘打たれた「日向坂46時間TV」をはじめ、メンバーが恒常的に宮崎に入っているような状態である。

皆様ご存じの通り、今年の4月7日に「ひなたフェス2024」の開催を発表しました。 2019年に日向坂46として宮崎でロケを行った際に紡がれた宮崎とのご縁が全てのはじまりです。宮崎が「日本のひなた」と呼ばれていることで生まれたきっかけでしたが、メンバーもスタッフも段々と宮崎のことを知っていき、宮崎の方々と関わっていく中で、本当の故郷のように特別な気持ちを抱くようになりました。

9月7日(土)と8日(日)の2日間にわたってひなたサンマリンスタジアム宮崎および、ひなた宮崎県総合運動公園で開催された日向坂46の野外音楽イベントです。日向坂46によるライブだけでなく、県内のグルメなども楽しむことができます。来場者は約5万6000人で8割が県外客と推定されており、大きな盛り上がりを見せました。

人気グループ、日向坂46が8日、宮崎・ひなたサンマリンスタジアム宮崎で行われた2日間の野外フェス「ひなたフェス2024」の最終公演を開催。11月から全国ツアーを行い、12月25、26日のファイナルで22年以来2度目の東京ドーム公演を開催すると発表した。

このイベントに先駆けて、日向坂46は宮崎県の魅力を発信する「みやざき大使」にも任命された。今回のようにアイドルグループが地元とタッグを組んで大規模なフェスを行うのは、前代未聞の試み。このイベントを成功に導いた日向坂46と地元は、音楽業界全体にとっても重要な一歩を残したと言えるだろう。新しい挑戦をやめない日向坂46には、今後も要注目だ。

「日向坂46時間TV」でとりあげられた「おひさま勉強会」（松田好花、山下葉留花が訪問）が開催されていた場所で、1階がショップとカフェバー、2・3階がコワーキングスペースとなっている。場所が少しわかりにくくて迷ってしまった。 ちょうどこの前日に、日向市に「日向坂」が誕生した命名式が行われており、サイン書きたてほやほやのポスター（2枚目）が飾られていた（佐々木美玲、金村美玖が来店）。おしゃれな店に迷い込んだ男性ひとり客にやはり違和感があったか、「何か見てこられました？」と店員さんに尋ねてもらったものの、咄嗟に「いや……？」ととぼけてしまった。

今回、みなさんのたっくさんの愛に応えられるようにと、フェスやってきましたが、ここで終わりではなく、この宮崎の地から始まって、東京ドームへ、日向坂46、行きたいと思います！（歓声）。皆さん来てくれますかー！（歓声）。ありがとうございます。

日向坂46とひなたフェスについての内容だと思って読み始めた方に、筆者の謎の感傷に付き合わせるようなnoteになってしまったが、旅行記としては以上である。宮崎に滞在したのは48時間程度で、車もなければ暑さで手足を縛られたような状態でもあったが、思った以上に楽しめた気がする。

そして一つのイベントに対してここまで多くの地元企業や県民、県が動くことはなかったのでは、とも感じました。日向坂46としてはもちろん、宮崎としても一つの歴史に残るようなイベントになったと思います（来年も開催されると嬉しいですね…！）。

ともあれそうした想像がつかない点も含めて、ファンとしてはすごく楽しみなライブでもある。日向坂46は特に、こうしたグループが一丸となるプロジェクトの際に結束感を発揮するグループだと思う。 メンバーの卒業が続いてきたなかで新メンバーの募集が始まり、その一方で新たに4人のメンバーが卒業を発表したようなタイミングでもあるが、そうしたなかでデビュー年から続く“日本のひなた”宮崎とのかかわりが一大プロジェクトとして形をなしつつあることは、貴重なことでもあろう。

三期生によるMCでは、自然が好きな山口陽世が「（宮崎に）住みたい」と宣言。他のメンバーも同調し、5年後に4人で宮崎に住む約束をした。そして丹生明里の「おひさま（日向坂46ファンの総称）、声出していくぞー！」の掛け声で「One choice」。シアー感のあるパープルのツーピースを着たメンバーたちが華やかに歌った。続いては上村ひなののセンター曲「Am I ready？」で、うさぎダンスをかわいく踊る。

東京暮らしが長くなってきた筆者だが、出身は四国の地方都市である。県庁所在地で、割と大都市だと思って育ってきたけれど、ツアーなどの“全国”のイベントではだいたい省かれてしまう、そんな場所だった。結局いまだに、四国出身の坂道シリーズのメンバーは現れていないし（吉本坂46を除く）、ライブも2017年にアンダーライブが高松、鳴門で行われたのみにとどまっている。 そんなバックグラウンドもあって、結成から追いかけてきたグループである日向坂46が、ここまで宮崎というひとつの地方都市に注力していることが、それだけでなんとなく嬉しいし、宮崎にも縁を感じていたりもするのである。