【日向坂46】『ひなパレLIVE』4期生全員でやって欲しいのはあの曲。

ここで4期生によるMCを挟む。今回のライヴ直前に膝を怪我して欠席することを発表していた山下葉留花が、杖をついて登場。「みなさんに会いたすぎてステージに上がってきちゃいました！ 私、はるはるは、元気モリモリなので（笑）、ご心配なくです」と笑顔で観客に挨拶した。さらに、「このリハーサルをお休みさせていただいたときに、同期のみんなとか先輩方とかスタッフのみなさんから温かいメッセージをたくさんいただいて。もう負けてられない！ と思って。この悔しさをバネに今日は盛り上げて、笑顔全力で楽しんでいこうと思います」と、日向坂46のメンバーの温かさと前向きなパワーを感じさせるエピソードを語った。

開演時間の18時になると、日が沈みかけた横浜スタジアムに、メンバーを乗せた2台のスクールバスが登場。そのままアリーナ外周を1周すると、「HINATA」と大きくプリントされた野球のユニフォームに空色のスカーフ、スカートを身に着けたメンバーたちがメイン・ステージに降り立った。そして派手なキャノン砲と、キャプテン 佐々木久美の「4回目のひな誕祭、行くぞー！」という掛け声でライヴが開幕。「おひさま」と呼ばれる日向坂46のファンに向けた楽曲“HEY！OHISAMA！”を会場の大コールと共に歌った。

はなわは四期生のエピソードを元に、「伝説の日向坂46四期生〜ビバ・四期〜」の新作を披露！会場で一緒に『ビバ・四期』を合唱しよう！AMEMIYAは、オリジナル曲「四期に捧げる歌」を引っ提げて登場！四期生の逸話を「冷やし中華はじめました」のメロディーに乗せて歌い上げる！テツandトモは、四期生が日頃から思っている「なんでだろう〜」の新作「四期生のなんでだろう〜」を披露！番組の雰囲気をリアルに楽しめるミニコーナーもお見逃しなく！

さらに、無観客開催となった2020年の「ひな誕祭」から、昨年までの3回のメモリアル・ライヴを振り返るVTRが流れ、ラストの楽曲“JOYFUL LOVE”へ。ファンが自主的にSNSで企画し、ペンライトを使って「虹」を作るこの楽曲は、日向坂46のライヴを象徴する1曲だ。夜空の下で虹を渡りながら、曲中に各期の代表がメッセージを語った。その一部を抜粋する。

さらに、日向坂46の先輩メンバーのゲスト出演も決定！10月5日(土)公演に髙橋未来虹、10月6日(日)昼公演に富田鈴花、夜公演に加藤史帆が登場し、それぞれスぺシャルなステージを披露し、ひなパレLIVEを盛り上げる！

・“音ネタ”企画でやってみたいことは？ ファンの皆さんから、日向坂46四期生に関するアンケートを募集して、それを元にネタを作っていただきたいです！折角なので、会場に来てくださったファンの皆さんとも一緒に、歌って踊って、ネタを楽しみたいですね！

■日本武道館3DAYSが大盛況！いまアツい四期生の最新パフォーマンスを見逃すな！ 8月に日本武道館で「四期生ライブ」3DAYSを大成功で収め、さらなる勢いに乗る四期生！まさに日向坂46の次世代を担うメンバーとして、人気＆実力、そして注目度ともに急上昇中の彼女たちの次なる挑戦が、この「ひなパレLIVE」だ！最新ヒットソングのカバーはもちろん、全員がソロ歌唱も披露！ そしてなんと後半は、日向坂46の人気楽曲をたっぷりと披露するコンサートもお届け！日本武道館公演の熱気そのままに、四期生曲やヒット曲など怒涛のパフォーマンスを繰り広げる！有明アリーナから生まれる日向坂46四期生の新たな伝説を見逃すな！

このイベントは、日向坂46の四期生が出演する音楽バラエティ番組『日向坂ミュージックパレード』（日本テレビ系）のリアルライブ版として開催されたもの。カラオケでも人気のある最新ヒットソングを、四期生のメンバーが観客の前で生歌唱するという貴重なライブになった。また、進行を務める3時のヒロインや、ゲストのはなわ、そして日向坂46三期生の高橋未来虹（「高」は、はしごだかが正式表記）も登場し、会場を盛り上げた。

これで、4期生の山下含め、日向坂46の現メンバー32人全員が今回のライヴでステージに立てたことになる。MCでは、佐々木久美の「ほんとに広いね。みーぱん（佐々木美玲）、走っちゃダメだよ」という振りで、メンバーがアカペラで“走り出す瞬間”を歌うなか、その楽曲でセンターを務めていた佐々木美玲が全力ダッシュをさせられるという日向坂46らしい団体芸的なノリも見せた。前作“月と星が踊るMidnight”でセンターを務めた齊藤京子は、「4周年っていうこの記念すべき日におひさまのみなさんの声を聞くことができて、コロナ禍でみなさん会えなかったときに、本当にがんばってきて良かったなっていうふうに思いました。本当にありがとうございました」と真面目に語った。4期生の正源司も「私たち4期生、加入して半年ほどでこんな大きくて素敵なステージに立つことができて、もう本当に嬉しくて。この5年目に突入する日向坂46に4期生が何か力になってどんどんもっと素敵な大きなグループになっていくように頑張りたいなっていうふうに思います。今日は本当にありがとうございました」と感謝と抱負を伝えた。

ここからは懐かしい曲が続く。プロペラ機を模した大型フロートに乗り込んだメンバーたちは、けやき坂46（通称 ひらがなけやき）時代の楽曲“ハッピーオーラ”を歌唱。アリーナの外周を移動しながら、サイン・ボールを客席に打ち込んでいった。次もけやき坂46時代の“ひらがなで恋したい”。こうして過去の名曲が聴けるのもメモリアル・ライヴならではで、会場は当時のグループ・カラーだった緑のペンライトで染まった。さらに、日向坂46のデビュー・シングルに収録されたモデル組による“Footsteps”、けやき坂46時代の“線香花火が消えるまで”、日向坂46のアルバム収録の“Cage”と、新旧のユニット曲が披露されていく。

4期生 清水理央「私は、この日向坂46でつらい気持ちに押し潰れそうになってしまっている方の光となれるようなアイドルになりたいと思っています。日向坂46が私の光となってくれたように、今度は私が人一倍の笑顔をずっと大切にして、人としても、アイドルとしても心から応援したいと、見ていたいと思っていただけるようなアイドルなれるように精一杯がんばっていきます」

ここで短いVTRが流れる。振付家 TAKAHIROの「走り出した君たちはずっと走る。頭から最後までみんなが走る」という言葉と共に、小坂菜緒が「居場所をくれた曲」、佐々木久美が「日向坂46にとって欠かせない楽曲」と語る。そして4期生たちが、「ここまで来れたのはこの曲があったから」という言葉と共に、“青春の馬”を披露。先輩たちが歌っていたグループを代表する応援歌だが、合宿でこの曲をひたすら練習していた4期生たちにとっても大切な曲で、がむしゃらさと何かを伝えようとする素直な気持ちが光っていた。先輩たちも負けていない。ライヴを盛り上げる定番曲“My fans”で、5ヶ所に分かれたステージで圧巻のダンス対決を見せた。そして4期生も合流して、全員で“誰よりも高く跳べ！2020”をパフォーマンス。佐々木久美の「おひさまー、跳べー！」という煽りに、ファンも「おい、おい！」という大コールで応える。

日向坂46 LIVEM1 「夕陽Dance」M2 「シーラカンス」M3 「月と星が踊るMidnight」M4 「君はハニーデュー」M5 「見たことない魔物」EN1 「キュン」

日向坂46のライブ後半は、正源司がグループの初センターを務めた「君はハニーデュー」を四期生バージョンで披露。会場からは「イエー！」という大コールが起きた。そしてライブには欠かせない四期生のぶち上げ曲「見たことない魔物」。センターの藤嶌をはじめ、若さが弾けるパフォーマンスで会場を盛り上げた。

日向坂46 四期生 ■平尾帆夏 ・豪華ゲスト出演の感想を教えてください。 とても驚きましたが、本当に嬉しいです！私たち四期生のみでの公演かと思っていたので、まさかMCの3時のヒロインさんをはじめ、テツandトモさん・はなわさん・AMEMIYAさんといった芸人ゲストの皆さん、更に、大好きな日向坂46の先輩メンバーの皆さんにも来ていただけることになるとは思ってもおらず、心から感謝の気持ちでいっぱいです！