【NMB48】新公演「B」←これ

続いてオリックス劇場での15周年ライブ「NMB48 15th Anniversary LIVE」、11月9日に「小嶋花梨卒業コンサート」12月23日(火)「川上千尋卒業コンサート」、24日(水)「NMB48クリスマスパーティー2025」の開催が発表。さらに、現・キャプテン小嶋花梨の卒業にともない、「NMB48の新キャプテン」を決めることも発表。今回は「立候補」制で、NMB48のメンバーによる投票で決定。「立候補資格」はNMB48に在籍している現役メンバー。

NMB48が24日、大阪市内で夏公演「NMB48 天使のユートピア公演2025 with BAND」を開催した。現行の3チーム制を廃止すると発表した。 【写真】NMB48を卒業する小嶋花梨 昨年から行われているオリジナル公演。「OUR STORY」で幕を開けると、アンコールの「永遠のメロディー」まで全17曲を生バンドがフォローするグループ初の試み。重厚感あふれる音楽に包まれたパフォーマンスで盛り上げた。 公演では事前に発表があると告知していたが、公演終了後に金子剛支配人が登場。公演外メンバーも全員集合した。 そこで金子支配人は、チーム制を廃止し、現在行われているチームN「N Ship」、チームM「Mのサイン」、チームB2「僕のアオハル」公演を10月上旬をもって終了。異なるコンセプトを持った「A」と「B」、そして、「ここにだって天使はいる」の3公演を開催すると発表した。公演は16人体制を予定している。 グループキャプテンの小嶋花梨が卒業することを受け、新キャプテンの立候補を受け付けることも発表された。募集期間は8月1日～30日で、31日のライブ後に候補者を発表。10月9日に投開票が行われる。 また、15周年記念ライブをオリックス劇場で11月8日、小嶋の卒業コンサートを同9日、川上千尋の卒業コンサートを12月23日、クリスマスパーティーを同24日に行うことも発表された。 さまざまな発表が一気になされたが、小嶋は「15周年を迎えるNMB48に期待して応援してほしい」と語った。 夏公演は25日も行われ、26日は山本望叶の卒業コンサートが行われる。

新公演の総合プロデューサーは秋元康さん。サウンドプロデュースにCarlos K.さんを迎えた。振り付けはNMB48のチーフダンスインストラクター、コレオグラファーのAKIRAさんが担当した。プロデュースは、NMB48プロジェクトの剱持嘉一プロデューサーが手がけた。

この日、出演したメンバーは朝日新聞「NMB48のレッツ・スタディー！」経済編を担当中の安部若菜さん、同スポーツ編を担当する川上千尋さんのほか、泉綾乃さん、瓶野神音（じおん）さん、小嶋花梨（かりん）さん、坂田心咲（みさき）さん、桜田彩叶（あやか）さん、塩月希依音（けいと）さん、上西怜（じょうにし・れい）さん、新澤菜央さん、出口結菜さん、芳賀礼さん、山本望叶（みかな）さん。公演のセンターは塩月さんがつとめた。いずれも、5月22日リリース予定の最新シングル「これが愛なのか？」の歌唱を任された「選抜」メンバーでもある。同公演は原則として、現在計16人いる「選抜」メンバーが出演する「プレミアムな公演」をめざすという。

チーム制度は廃止し、異なるコンセプトの新公演「A」と「B」の2公演が正規メンバー16人で10月中旬にスタート。さらに「ここにだって天使はいる」公演がNMB48劇場に復活し、11月に初日を予定。他、「天使のユートピア」公演、「なんばらえてぃー」公演、「さらば純情」公演は継続して行われる。

NMB48にはチームN、チームM、チームBⅡの3グループがあり、それぞれ、AKB48グループの楽曲を再構成した独自の公演を同劇場で行っている。また、昨年加入したばかりの9期研究生による「世代交代前夜」公演、バラエティー色を色濃く打ち出した「なんばらえてぃー」公演もある。

剱持プロデューサーは「『がむしゃらに、泥臭く』というNMB48が守ってきたコンセプトを大切にしながら、新たな魅力をのせていくリブランディングを意図した」と説明。「（NMB48の）メンバーみんなが憧れ、出演することを目標にするような公演にしていきたい」と述べた。

「立候補期間」は8月1日(金)から30日(土)まで。候補者発表は8月31日(日)に開催される東京・LINE CUBE SHIBUYA公演にて。投開票は、NMB48の15周年記念日の10月9日(木)にNMB48劇場で行われ、新キャプテンが決定します。キャプテンの任期は原則1年間。

「NMB48 15周年INFORMATION」という文字が映し出され、NMB48劇場 現行のチーム3公演(TeamN「N ship」公演、TeamM「Mのサイン」、TeamBⅡ「僕のアオハル公演」)が10月上旬に千秋楽を迎える。

劇場での公演とはまた一味違ったサウンドで、「天使のユートピア公演」の新たな魅力が引き出されたステージとなった。終演後、金子剛・NMB48劇場支配人とNMB48の全メンバーがステージに集結し、今後の重大な発表が行われた。

5月14日（火）、NMB48が大阪・難波のNMB48劇場で『天使のユートピア』初日を迎えました。

NMB48 28thシングル「渚サイコー！」

■サウンドプロデュース Carlos K.今回NMB48の新公演のサウンドプロデューサーを務めさせていただき、総合プロデューサーの秋元さんはじめ、公演プロデューサーの剱持さん、そしてメンバーの皆さん、作家のみんなで一つの作品を作り上げられたことを光栄に思います。そして自信を持って一曲一曲が魂のこもった素晴らしい作品になったと思います。大阪から世界へ、そして世界が大阪へこの楽曲たちが皆様の心に届きますように。

「Overture」が流れ、メンバーが登場し、「OUR STORY」でスタート。続けてクール系の「青い春よ」、セクシーさを感じる「愛デンティティ」、元気で明るい「ROUTE48」を披露し、メンバー全員で「NMB48です！」と挨拶しました。

卒業コンサートの開催発表を受け、小嶋花梨は「これまでたくさんのメンバーさんをコンサートで見送ってきて、自分がその立場になると、いろいろ感慨深いです。私はNMB48に感謝の気持ちでいっぱいなので、そんな思いがこもったコンサートにできたらいいなと思っています。ファンの皆さんにも感謝の気持ちを込めて、目一杯最高のライブにしたいと思います」と。同じく卒業コンサートが発表となった川上千尋は「12月23日は偶然にも４期生のお披露目の日だったので、そんな日に皆さんと卒業コンサートをさせていただけるということで13年間の思いが詰まったライブにしたいと思ってます。みんなもNMB48として輝けるようなライブにしたいなと思ってますので、ぜひ見にきてくれたらうれしいです」と呼びかけた。